こんにちは。プラスチックカード印刷通販「バズ・プランニング」の中嶋です。
今回、ご縁があって印刷に関わらせて頂いた、ワインのトレーディングカード「ワイカ」の取材に長野県塩尻市に行って参りました。
ワイカの企画をした「信州アルプス大学」の学長、中村剣様のお話と、配布元である塩尻市有数のワイナリー「信濃ワイン」様のご紹介をしていきます。
ワインのトレカ「ワイカ」とは
長野県内のワイン生産量第一位である塩尻市。
この地には「桔梗が原ワインバレー」と呼ばれる複数のワイナリーが密集するエリアがあります。
「ワイカ」はその中の一つ「信濃ワイン」様で製造販売されている対象ワインを購入すると手に入れることができるトレーディングカードです。
こちらが「ワイカ」です。
- 印刷用紙:マットコート220KG 両面PP加工
- サイズ:63*88mm 角丸4R
- オンデマンド印刷 4C/4C
弊社はプラスチックカード印刷を得意としていますが、今回は一般的なトレカの規格に合わせて「紙+PP加工」でのご提案となりました。サイズも一般的なトレカの規格に準拠しています。
デザインの特徴として赤、白、ロゼとワインの種類ごとに背景色が異なっており、ワインに関するさまざまな情報が記載されています。
裏面にテイスティングノート欄があり、飲んだ時の感想を書き留めておけるのもワイン好きな方への配慮ですね。
ワイカを企画した中村様にお話を伺いました。
ワイカを企画したきっかけは?
長野屈指のワイン産地である塩尻市では3年ほど前からワインの紹介をするボランティアガイドを募集し始めました。
もともとワイン好きだったこともあり、ガイドとして地元、塩尻ワインの紹介を始めました。
活動をする中で、塩尻のワインをもっと知ってもらうための新しい手段はないかと考えるようになりました。
ワインの入浴剤、スパークリングの泡のような入浴剤などの構想を練りましたが製品化には至りませんでした。
そんな時に着目したのがトレーディングカードでした。
古くは仮面ライダーカードから始まり、ポケットモンスター、遊戯王デュエルモンスター、公共ではダムカードなど、トレカは収集性、所有感、交換性、ゲーム性が高いアイテムです。コレクションとしての価値もあります。
ワインもそれぞれ多様で個性があり、コレクターや愛好家にとっては収集欲を刺激する嗜好品です。
自分の飲んだワインのラベルを剥がして保管したり、アプリを活用してコレクションしたりしている愛好家もいます。
ワインとトレーディングカードとの親和性は高いと考えました。
調べてみるとワインのトレカは国内では誰も作っていない。
カードであればすぐにアイデアを具現化できると考えました。そして誕生したのがワインカード「ワイカ」です。
ワイカの反響はいかがですか?
2017年9月から「信濃ワイン」で配布を始めましたが、既に地元の新聞2社が取材に来て取り上げてもらいました。
配布している「信濃ワイン」さんの販売所ではディスプレイを工夫し、試飲できるテーブル近くに置いてもらったところ興味を示してくれる方が増えています。
まだ始まったばかりの企画ですが、もっと知ってもらえるように働きかけていきます。
今後ワイカに期待する役割は?
まずは塩尻のワインを多くの人に知ってもらうきっかけにしたいです。
またワイカがあることでワインそのものを購入するきっかけ、ワインの販促ツールになってもらえれば嬉しいです。
今回は地元のワイナリー「信濃ワイン」さんの銘柄のみでワインカードを制作しましたが、今後は塩尻市内の他のワイナリーでもワイカを置いてもらえるように働きかけていきます。
企画に賛同してくれるワイナリーが増え、カードの種類が増えることでワイカの収集欲が高まるとともに、塩尻ワインの知名度向上と購入動機につながれば良いと思います。
来年2018年6月には毎年恒例の「塩尻ワイナリーフェスタ」が開催されます。
地元のワイナリーに働きかけて、次回のワイナリーフェスタでワイカをたくさん配布できるようにしたいですね。その後は塩尻ワインをモデルとして、長野県内全域のワイナリーに広げていきたいです。
信濃ワイン様へ行って来ました
中村様のお話を伺った後、さっそく配布元である「信濃ワイン」様へ向かいました。
塩尻駅からはタクシーで10分以内といったところです。
こちらが信濃ワイン様です。
ワイナリーと直売所が併設されています。
ブドウの醸造されている香りが漂っています。
ありました!ワイカ!
対象ワインは下記の全5種になっています。(2017年9月現在)
- 葡萄交響曲 ブラッククイーン
- 葡萄交響曲 シャルドネ
- NAC葡萄交響曲 マスカットベリーA ロゼ
- デラックス 赤720ml
- デラックス 白 720ml
スタッフの方はワインのスペシャリスト。それぞれのワインの特徴を説明しながら惜しげもなくたくさんの種類のワインを試飲させてくれます。
スタッフの方とコミュニケーションを取りながら、自分好みのワインを探せます。
この体験はとても満足度が高いですね。
こちらの地下にはワインセラーがあり、見学することができます。
扉を開けると夏にも関わらずひんやりとした空気。
空調は一切使っていないと聞いて驚きました。
地下水脈が通っているためだとか。
ワイン樽やボトルが整然と並んでいる様子は大人の秘密基地といった雰囲気でした。
ここ桔梗が原ワインバレーには他にも試飲やブドウ畑の見学のできるワイナリーが密集しています。
ワインツーリズムを楽しむにはもってこいのエリアです。
お酒好きの私にとってはかなり楽しいひと時でした。
ただし試飲の量を見誤ると酔っぱらってしまいますのでご注意を。
せっかくのワインも味が分からなくなってしまいます。
なお、現在土日はワイナリーを巡る無料シャトルバスが出ています。
塩尻、松本観光で小旅行に出かけてみるのもオススメです。
初回バージョンは小ロット限定生産のレアカード
現在配布されている「ワイカ」は初回バージョンとなり、配布数は小ロット限定生産100枚のみです。
今後ワイカ人気が高まればレアカードになること間違いなし。
是非この機会に「信濃ワイン」を訪れ、「ワイカ」を手に入れてみてはいかがでしょうか。
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