こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。
Airレジ(エアレジ)は、売上分析や顧客管理などの機能が簡単に使えるPOSレジアプリのひとつです。
株式会社リクルートの業務支援サービスで、キャッシュレス決済にも対応しています。
今回は、店舗経営の業務効率化をお考えの方に、リクルートの無料POSレジアプリ、Airレジ(エアレジ)の機能やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
※本記事のスマレジおよびAir PAYへのリンクはアフェリエイトプログラムによるものです。商品・サービスに関するお問い合わせは各販売元へお願いします。
目次
- Airレジ(エアレジ)とは?
- Airレジ(エアレジ)の代表的な特徴
- Airレジ(エアレジ)の主な機能
- Airレジ(エアレジ)を導入するメリット
- Airレジ(エアレジ)を導入するデメリット
- Airレジ(エアレジ)アプリはなぜ0円なの?
Airレジ(エアレジ)とは?
Airレジ(エアレジ)とは、株式会社リクルートが提供するPOSレジアプリです。
必要なのはiPadまたはiPhone、インターネット環境だけです。
レジ機能はもちろん、キャッシュレス決済にも対応しており、会計、商品管理、顧客管理から売上分析などさまざまな機能が豊富に揃っています。
また、モバイル決済サービスの「Airペイ」(エアペイ)をはじめとする下記のAirシリーズと連携が可能です。
- Airレジ オーダー・・・飲食店向けのオーダーシステム(有料)
- Airペイ・・・モバイル決済サービス(基本無料※決済手数料以外)
- Airペイ QR・・・QR決済を受付可能にするサービス(基本無料※決済手数料以外)
- Airペイ ポイント・・・ポイントシステムの導入サービス(有料)
- Airウェイト・・・受付の順番待ち管理システム(一部有料)
- Airリザーブ・・・お店の予約管理システム(一部有料)
- Airシフト・・・従業員のシフト管理システム(3カ月目から有料)
この他に、「Airメイト」等、経営に関わるサービスもあり、これらのサービスと連携したり、周辺機器を組み合わせると、より便利に使うことができます。
参考:株式会社リクルート『Air BUSINESS TOOLS』
Airレジ(エアレジ)の代表的な特徴
Airレジ(エアレジ)の特徴として、代表的なものは下記の通りです。
①アプリ利用料(レジ機能)が0円
Airレジ(エアレジ)は、0円から始めることができ、iPhoneまたはiPadとインターネット環境があれば、すぐに利用可能です。
②操作が可能
管理画面が見やすく、直感的に操作することが可能なのもAirレジ(エアレジ)の特徴です。計算ミスや打ち間違いを減らせるため、売上管理、レジ精算業務の効率化を実現できます。
③いつでもどこでも売上や在庫の確認ができる
Airレジ(エアレジ)は、いつでもどこでも売上や在庫が確認できるため、分析を細かく行うことができます。また、売れ筋商品の確認、マーケティングへの活用も可能です。
Airレジ(エアレジ)の主な機能
Airレジ(エアレジ)の主な機能は下記の通りです。
①注文入力・会計
商品入力、割引・割増設定や、会計ごとに同一商品複数税率(イートインまたはテイクアウト)の選択ができます。
「AirPAY」(エアペイ)などのキャッシュレス決済にも対応しており、クレジットカードや電子マネーなど現金以外の支払手段が利用できます。
また、レシートプリンターを使えばレシートの出力や、キャッシュドロアと連携して利用することもできます。
なお、過去の会計済伝票から返品する商品を選択して返金処理も可能です。
②点検精算
レジの入金・出金の登録ができ、レジ締め前の伝票を管理することができます。また、過去のレジ点検・精算のデータを確認することができ、過去の会計済伝票データの金額やお客様の人数を修正したり、修正後のレシートの再印刷、入出金の履歴も確認することができます。
③売上分析
指定した期間(時間別・日別・月別・年別)で集計した売上データ一覧、また商品毎の売上情報を確認することができます。
④顧客管理
顧客情報の登録・変更・削除をはじめ、会計前・会計後の伝票に顧客情報の紐付けができ、会計内容を顧客情報の会計履歴に反映できます。
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⑤商品管理
取り扱い商品の情報を設定することができ、商品に在庫数を設定しておくと、登録されている商品の在庫状況を把握することができます。
また、在庫通知数をあらかじめ設定しておくと、会計処理と連動して商品が在庫切れの際に通知を受け取ることもできます。
さらに在庫管理対象商品の在庫数をCSV形式で出力でき、編集用ファイルを編集してアップロードすることで、在庫数の一括登録ができます。
⑥基本情報管理
管理者権限のアカウントでスタッフ用のアカウント(管理者権限あり・なし)を複数作成することができます。
また、売上やレジ点検・精算などの一部機能で、利用者を制限したい場合にパスコードロックの設定ができます。
⑦関連サービスとの連携
予約や空席を管理する「レストランボード」や、宅配デリバリー総合サービス「出前館」をはじめ、クラウド会計ソフトの「freee会計」、クラウド会計ソフトの「マネーフォワード クラウド会計」、クラウド会計・申告ソフトの「弥生シリーズ」、TKCの会計ソフト「FXシリーズ」と連携ができます。
参考:Airレジ『機能一覧』
Airレジ(エアレジ)を導入するメリット
ここでは、Airレジ(エアレジ)を導入する際のメリットについてみていきましょう。
①初期費用やサポート利用料が無料
Airレジ(エアレジ)は、初期費用や月額利用料がかかりません。
また、電話、チャット、メールで対応してくれるサポートセンターの利用も無料です。
②会計作業だけでデータが自動的に集計される
来客数や日々の売上が記録・集計されるため、経営状況の分析に役立ちます。
CSVデータをダウンロードすることも可能です。
③場所を選ばず活用できる
Airレジ(エアレジ)は、iPadやiPhoneをレジとして使用するので、据え置き型のレジと比較しても軽量でコンパクトです。
インターネット環境さえあれば、場所を選ばず活用できるメリットがあります。
Airレジ(エアレジ)を導入するデメリット
反対に、Airレジ(エアレジ)を導入する際のデメリットはどんな点でしょうか。
①使用できる端末が限られている
Airレジ(エアレジ)で使用可能な端末は、iPad、iPhoneのiOSのみです。
Androidのタブレットやスマートフォンには対応していません。
GALAXY、Acer、Asusなどのタブレットは使用できないのがデメリットの1つです。
②アプリは無料だが周辺機器が必要
Airレジ(エアレジ)アプリそのものは無料でダウンロードが可能です。
しかしiPhoneやiPad、周辺機器など必要な機器は別途で揃える必要があります。
③補助金の対象外である
POSレジを選ぶ際に、補助金の対象になるかをポイントのひとつに検討される事業者の方もいらっしゃると思います。
ここでは「IT導入補助金」および「小規模事業者持続化補助金」についても触れていきます。
IT導入補助金
「IT導入補助金」とは、中小企業・小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する際の補助金制度です。
しかし、Airレジ(エアレジ)は対象外です。
その理由は、Airレジ(エアレジ)アプリそのものに初期費用やランニングコストが発生しないためです。
補助金は、システムを購入することを前提条件に、システムと周辺機器に補助が出るため、有料プランがないAirレジ(エアレジ)は補助金の対象外となります。
参考:経済産業省 中小企業庁『IT導入補助金とは』
小規模事業者持続化補助金
もう1点「小規模事業者持続化補助金」という制度があります。
この制度は、小規模事業者の申請に基づいた、売上拡大に対する取り組みの経費の一部を補助するものです。
しかし、こちらの補助金もAirレジ(エアレジ)は対象外です。
なぜなら、iPadやiPhoneは、補助金の対象になりません。
小規模事業者持続化補助金の場合、目的外使用になり得る汎用性が高いものは対象外となります。
iPadやiPhoneは、Airレジ(エアレジ)のために導入する場合だったとしても、他の目的で使用することができると見なされてしまいますので、注意が必要です。
参考:小規模事業者持続化補助金事務局『商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金』
Airレジ(エアレジ)アプリはなぜ0円なの?
前述の通り、Airレジ(エアレジ)は、初期費用0円、月額費用も0円です。
ではなぜリクルートは高機能なPOSレジアプリを無料で提供しているのか、疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?
ここからは、その理由を探っていきましょう。
一般的にPOSレジアプリは、利用手数料や導入費用で利益を出しています。
しかし、Airレジ(エアレジ)はアプリ機能を無料で提供し、周辺機器・周辺サービスで収益を得るビジネスモデルをとっているため、店舗事業者は費用を抑えながら、レジアプリを無料で使うことができるのです。
また、Airレジ(エアレジ)にとってカード・電子マネー・QR・ポイントも使えるお店の決済サービス「Airペイ」(エアペイ)も収益に結びつくサービスの1つです。
「Airペイ」(エアペイ)とは、株式会社リクルートが提供するモバイル決済サービスです。タブレットやスマートフォンと連携させることで、カードや電子マネーでの決済を可能にします。
業界最安水準の決済手数料、かつ月額固定費・振込手数料は0円です。
Airペイ(エアペイ)を導入すると1つのカードリーダーとAirレジだけで、一括して様々なキャッシュレス支払いに対応できます。
Airレジ(エアレジ)との連携は完璧ですので、Airレジ(エアレジ)とAirペイ(エアペイ)をあわせて導入する方も多いため、収益が生まれるのです。
参考:株式会社リクルート『Airペイ(エアペイ)』
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以上、Airレジ(エアレジ)についてのご紹介でした。
その他、POSレジの種類と選び方や、同様の機能を持ったクラウド型POS、スマレジのご紹介、Airレジ(エアレジ)での顧客管理などについても解説記事をご用意しています。合わせてお読みください。
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