こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。
導入することで、商品や在庫管理の作業効率を向上させることが可能なバーコードリーダー。
しかし開業の際、いざ自分でバーコードリーダーを購入しようとすると、複数の種類があり、どれを選べば良いかわからないといったお悩みも多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、バーコードリーダーの選び方や仕組みを解説します。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事のスマレジおよびAirレジへのリンクはアフェリエイトプログラムによるものです。商品・サービスに関するお問い合わせは各販売元へお願いします。
目次
- バーコードリーダーの仕組みとは?
- バーコードリーダーの基本的な使い方
- バーコードリーダーとバーコードスキャナーの違いとは?
- POSレジでバーコードを使用する際の手順
- POSレジのバーコードリーダーの選び方
- バーコードリーダーのおすすめ5選
バーコードリーダーの仕組みとは?
バーコードは一般的に白と黒のバーによって、構成されています。
バーコードリーダーはこれに光を当てることで、反射光を捉えて、白と黒をデジタル信号へと置き換えることで、データを取り出す仕組みです。白い部分は光の反射が強く、黒い部分は光の反射が弱くなります。
なお、別記事にてバーコードの種類について解説しています。こちらも合わせてお読みください。
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バーコードリーダーの基本的な使い方
一般的な使用方法では、専用ドライバのインストールは必要なく、パソコンに接続すればすぐに使用できるため、バーコードリーダーは「外付けのキーボード」と表現されることがあります。
バーコードリーダーの基本的な使い方は、バーコードを読み取ると、マウス・カーソルの位置にテキストデータとしてバーコードのデータが出力されます。
テキストデータとは、キーボードでタイピングして出力されるデータのことです。
近年では、ケーブルが不要なBluetoothでパソコンに接続するワイヤレスタイプの人気が高まっています。
ワイヤレスタイプのバーコードリーダーであっても、ケーブルを使用する有線タイプ同様に、マウス・カーソルの位置にテキストデータを出力します。
バーコードリーダーとバーコードスキャナーの違いとは?
バーコードリーダーと表記されている製品と、バーコードスキャナーと表記されている製品がありますが、呼び名が違うだけでこれらは全く同じです。
なお、海外ではバーコードスキャナー(BarcodeScanner)と呼ぶことが一般的で、日本ではバーコードリーダーと呼ぶことが多いようです。
POSレジでバーコードを使用する際の手順
商品をバーコードで管理するためには、バーコードの準備や周辺機器の購入が必要です。
ここでは手順をみていきましょう。
バーコードを準備する
POSレジで読み取らせたいバーコードを準備します。
自作の製品を販売する際は、自分で用意する必要があります。市販の製品を販売する場合には、バーコードが印字されていることが多いので、追加で準備する必要はありません。
バーコードを準備する際は、インストアコードがおすすめです。
自社店舗内で商品管理をするために独自採番するバーコードのことです。
JANコードの一種に含まれ、特別な手続きを経ずにバーコードを作成し、利用できることが特徴です。先頭の2桁と最後の1桁以外は、各店舗で自由に設定することができるため、自社商品や管理ルールに合わせた番号を割り振ることが可能です。
バーコードシールを印刷し、商品に貼り付けたり、商品点数が少ない場合は、複数のバーコードを紙に印刷したものをレジに備え付けておきます。
なお、インストアコードは独自のバーコードになるため、自店舗やグループ店舗など、自社で管理しているPOSレジのみで使用できます。他店舗で使うことはできず、一般流通させたい場合に使用することはできませんので注意が必要です。
POSレジにバーコードの情報を登録する
次に、バーコードと管理したい商品の情報を紐付けます。
事前に登録しておくことで、バーコードを読み取る際にその商品の情報が表示されるようにするためです。
POSレジの種類によっては、バーコードリーダーの読み取りによる情報登録に対応していないことがあるため注意しましょう。
会計時にバーコードを読み取る
POSレジでの会計時は、専用のバーコードリーダーを使用します。
コードスキャナーには複数のタイプが存在します。
バーコードリーダーから照射される光の反射でコードを読み取るCCDタッチバーコードリーダーや、CCDではなく、レーザーを照射するタイプのバーコードリーダーもあります。
また、タブレット型POSレジは、タブレットのカメラ機能を使用してバーコードの読み取りができるものもあります。
追加で周辺機器を用意せずに済むため、コストを抑えることができるでしょう。
タブレット型POSレジで名前が知られている製品サービスとしては、スマレジ、Airレジなどが挙げられます。
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どのようなバーコードリーダーが最適かは、店舗の形態によっても異なります。
次の章でバーコードリーダーの選び方について詳しく解説します。
POSレジのバーコードリーダーの選び方
ここではバーコードリーダーの選び方を紹介しますので、バーコードリーダーを選ぶ際の参考にしてみてください。
読み取り形式で選ぶ
バーコードを読み取る形式は、主に以下の3つの方式です。
- CCD方式
- レーザー方式
- ペン方式
3つの方式の詳しい説明は以下になります。
1.CCD方式
CCD方式は、CCD(Charge Coupled Device)と呼ばれる光情報を電気信号に変換する半導体素子を用いてバーコードを読み取る方式です。
2.レーザー方式
レーザー方式は、レーザー光をラベル面にあて、その反射光をセンサ(レーザー受光素子)で捉えることでバーコードを読み取る方式です。
3.ペン方式
ペン方式は、LEDの光をバーコードに当てて、反射光をセンサーで捉える方式です。
一般的には、レーザー方式やCCD方式のバーコードリーダーが使われていますが、コストを抑えたいのであれば、構造がシンプルで安価なペン方式がおすすめです。
ただし、ペン方式は使用者がバーコードリーダーを左右に動かしながらスキャンする必要があるので、操作性を重視するのであればレーザー方式かCCD方式を採用しましょう。
読み取るバーコードに対応しているかどうかで選ぶ
バーコードリーダーが、読み取るバーコードに対応しているか事前に確認しておきましょう。
バーコードには一次元バーコードと二次元バーコードがあり、どちらのバーコードを利用するかで導入するバーコードリーダーが異なります。
二次元バーコードリーダーは一次元バーコードを読み取ることができますが、一次元バーコードリーダーでは二次元バーコードを読み取ることができません。
二次元バーコードを使う可能性があれば、二次元バーコードリーダーを導入しておくのがおすすめです。
バーコードリーダーの形状で選ぶ
バーコードリーダーの形状で選ぶのもおすすめです。形状には主に以下の3タイプがあります。
- ハンディタイプ
- 小型タイプ
- 置き型タイプ
3タイプの詳しい説明は以下になります。
1.ハンディタイプ
ハンディタイプは最も一般的な、手に持って使用するタイプです。
手にフィットしやすく、使いやすいのが特徴です。
2.小型タイプ
小型タイプはスペースも取らず、持ち運びに便利です。バーコードに接触させてペンでなぞるように読み取ります。
バーコードが密集している場合でも、目的のバーコードをスキャンすることができます。
3.置き型タイプ
置き型タイプは卓上などに固定して使用するタイプです。
バーコードをかざすだけで、全方位から読み取りができます。ハンドフリーでスムーズに作業ができます。
形状に関しては、取り扱う商品やレジ周りの環境などによって使い分ける必要があるため、どの形状が最適か判断して導入しましょう。
接続方法で選ぶ
使用する場所や端末によっては、接続方法も意識する必要があります。
接続方法には有線と無線があります。
一般的には、有線タイプは主にレジ業務や受付業務で使用されることが多く、無線タイプは製造業・運輸業での入出荷、在庫管理、荷物の集荷・受取、医療機関での医療機器・カルテの管理などで使用されています。
パソコンやPOSレジに直接バーコードリーダーを接続する場合は有線タイプ、Bluetoothなどを利用してバーコードリーダーでスキャンしたデータをパソコンやタブレットに転送する場合は無線タイプを導入するといいでしょう。
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バーコードリーダーのおすすめ5選
Eyoyo バーコードリーダー
一次元バーコード、二次元コード、日本語コード、液晶コードのスキャンにも対応できるリーダーです。
手動と自動のスキャンモードを自在に切り替えられるため、疲労軽減にもつながります。
Tera ワイヤレスバーコードリーダー
USBケーブルを使い、USBポートに差し込むだけで利用可能。
ワイヤレスを利用したい場合、2.4 GHz、Bluetoothを選択できます。
Windows XP、Win7、Win8、Win10、Win11、Android、IOSなどと互換性があります。
アイメックスバーコードリーダー
バーコード照合のアプリがプレインストールされており、購入後すぐに使用できます。
「OK」「NG」の照合結果が液晶画面、ブザー、バイブ、LEDで通知するため、騒音の激しい現場でも作業可能です。
BUSICOM省電力バーコードリーダー
CMOSセンサーを搭載した省電力タイプのバーコードリーダーです。オフィス、倉庫、図書館、学校など幅広い業種で利用できます。
JRHC バーコードリーダー
ソフトウェアやドライバをインストールする必要がなく、Windows、Mac OS、Linuxと互換性があります。
Word、Excel、Novellなどのソフトウェアに適しています。
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