こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。

行き過ぎた校則を意味する「ブラック校則」。
学校生活における規則の中で、合理性がなく、生徒の人権侵害にあたるものが存在するとして、全国的に問題となっています。

本記事では、校則の概要と、ブラック校則の事例、見直し、改定に向けた取り組みについて解説します。

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目次

  1. そもそも「校則」とは?
  2. ブラック校則とは?
  3. ブラック校則の具体例
  4. ブラック校則を見直すには?
  5. 校則の柔軟な改定にも対応できるカードタイプの生徒証明書

そもそも「校則」とは?

校則とは、児童生徒が健全な学校生活を営み、より良く成長、発達していくために定められた決まりです。

具体的には、

  1. 身だしなみについて(制服や体操着の着用、髪型、パーマ、カラー、化粧など)
  2. 所持品について(学校生活に不要とされる物、金銭、貴重品など)
  3. 登下校について(自転車やオートバイの使用など)
  4. 校外の生活について(アルバイトなど)

といったものが定められています。

文部科学省は「生徒指導提要」の中で、『校則は、児童生徒が健全な学校生活を送り、よりよく成長・発達していくために設けられるものです。校則は、各学校が教育基本法等に沿って教育目標を実現していく過程において、児童生徒の発達段階や学校、地域の状況、時代の変化等を踏まえて、最終的には校長により制定されるものです。』 としています。

つまり校則とは、国や教育委員会ではなく、基本的には学校側に決定権があります。校則が学校ごとに異なるのはそのためです。

学校は集団生活の場であり、児童生徒が心身の発達過程にあるため、一定のルールが必要です。
学校教育の中で、社会規範の遵守について適切な指導を行うことは重要であり、校則は教育的意義を有しているのです。

参照:文部科学省『生徒指導提要(改訂版)

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ブラック校則とは?

ブラック校則とは、児童生徒の人権侵害や、健康を害する恐れのあるもの、また、根拠・意図が不明な内容や、時代や実情に適していない不合理な校則を意味します。

合理的理由のない校則が存在することで、行き過ぎた生徒指導が行われていることに対し、廃止、もしくは見直しが強く望まれています。

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ブラック校則の具体例

ブラック校則にはどのようなものがあるのでしょうか。具体的にみていきましょう。

①服装に関して

  • スカート丈に関する規則
  • 防寒着(カーディガンやセーター)の禁止
  • リボンの着脱や長さの規則
  • 肌着の色の指定

②頭髪に関して

  • 頭髪検査
  • ツーブロックなど特定の髪型を禁止
  • 毛染めやパーマを禁止(地毛証明やくせ毛証明の提出)
  • 男子は丸刈り、女子は肩にかかったら結ぶなど、長さに関する規定

③登下校に関して

  • 徒歩以外の交通手段の禁止
  • 自転車利用時の反射材付きタスキの着用義務、通学カバンの乗せ方指定
  • ジャージや体操着での登下校の禁止
  • 店などへの立ち寄りの制限
  • 水分補給の禁止

④その他

  • 授業中の水分補給の禁止
  • 給食や清掃の時間での発話の禁止
  • 特定の文房具の使用禁止
  • 部活への強制入部
  • 眉毛の手入れ禁止
  • 私物の閲覧
  • 携帯電話の持ち込みや使用に関する規定

(参照:ブラック校則をなくそう!プロジェクト『ブラック校則とは』)

総じて、ブラック校則とは、一般的な常識や、教育目標の達成という観点から外れ、生徒の人権や健康を脅かすなどの理不尽な校則といえます。

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ブラック校則を見直すには?

ブラック校則をめぐって文部科学省は、校則をホームページなどで公開し、社会的な変化を踏まえて見直すよう求め、見直しには児童生徒らの意見を聴くことが望ましいとしています。

校則の制定、見直しにおいては、生徒も参加する委員会で検討すべきとし、ブラック校則の調査や提言を行っている弁護士会も各地に存在します。
ブラック校則は、学校内部だけの問題ではありません。児童生徒が社会に受け入れてもらうには、世間からの意見を反映させる必要があります。特に身だしなみ、学外での行動は、他者がその良し悪しを評価する側面があります。そしてその評価は自分だけでなく、通学する学校にも及びます。校則は、世論や一般常識、その時代ごとの価値観からも少なからず影響を受けて定められているのです。
理不尽な校則で、児童生徒の尊厳を踏みにじってはいないか、社会全体として考え、見直しを働きかける必要があります。

中日新聞(2024年8月16日付)”「校則を見直す」校則、愛知の公立高校は約半数が定めず 文部科学省も求めているのに…”

では、愛知県内の公立高校165校192課程のうち、少なくとも半数近くの86課程で校則の見直しがされていないと報じられています。

「校則は何のため、そして誰のためにあるのか」を児童生徒と一緒に考える機会が望まれています。

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校則の柔軟な改定にも対応できるカードタイプの生徒証明書

近年、校則の書かれた冊子タイプの生徒手帳を、カードタイプに切り替えていく動きが広まっています。

=参考記事=

カードタイプの生徒証明書にはQRコードを印刷し、QRコードのリンク先を校則の記載された学校のWEBサイトに設定しておきます。

冊子タイプの生徒手帳で校則を改定する場合、大変なコストや手間が掛かります。
その為、校則が硬直的になり、なかなか改定されない要因の一つでもあると考えられます。

校則自体をWEBサイトに記載することで、柔軟な改定に対応できるメリットがあります。

今後の校則運用を検討する上でも、プラスチックカードタイプの生徒証明書はおすすめです。

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2024年10月3日 12:49 pm Published by

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This post was written by Buzz planning