こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。
宿泊客がスタッフに向けて「客室の清掃は不要です」、「起こさないでください」などの意思表示をするための「DDカード(ドンディスカード)」。
近年では連泊客のニーズに応じるため「(清掃不要)アメニティの交換のみ」といった表記も登場し、環境問題への配慮という観点からも評価されています。
本記事では、DDカードの概要やメリット、デメリットについて解説します。
目次
「DDカード」とは?
「DDカード」とは、ホテルに連泊する際に、宿泊客がスタッフに向けて「客室の清掃は不要です」「起こさないでください」「清掃してください」などの意思表示をするためのカードです。
DDカードの「DD」は「Do not Disturb」(直訳は「邪魔しないで下さい」を意味)の略で、ドンディスカードとも呼ばれています。
また、部屋のドアノブにかけて使用するケースも多いため「ドアノブプレート」、「ドアノブカード」と呼ばれる場合もあります。
多くは、紙やプラスチック製のプレートでドアの外側のノブにかけて使用します。
ホテルによっては、マグネット式のDDカードをドアに貼りつける方式を取っているところもあります。
「DDカード」のメリット
DDカードは、快適な滞在のためにも欠かせないアイテムです。
ここではDDカードのメリットを挙げていきます。
不用意な入室を防ぐ
DDカードにより適切な意思表示がなされることで、スタッフの不用意な入室を防止することが可能です。
これにより宿泊客は作業に集中したり、ゆっくりと寛いで過ごすことができます。
サービスの要・不要が一目でわかる
DDカードで「清掃やベッドメイキングの有無」、「アメニティの交換・ゴミの回収のみ」、「起こしてほしい」などの要望が一目で確認できます。
例えば、落ち着いて過ごしたい場合や、寝ている時に、DDカードで意思表示をすることにより、ドアをノックされたり、声を掛けられたりすることを防げます。
アメニティの交換のみをしてほしい場合も、フロントに連絡をとって交換してもらう手間もなく、宿泊者の意思が伝わりやすいです。
作業効率がアップする
清掃スタッフは、「清掃は不要です」というDDカードが掛けられている部屋以外を清掃に充てることができます。
作業に集中できるため、業務の効率もアップします。チェックアウトが済み、掃除すべき部屋はフロントとの連携で間違いがなければ把握できますが、連泊の場合はDDカードがあると大変便利です。
「DDカード」のデメリット
便利なDDカードですが、使用方法を誤るとトラブルにつながる可能性もあります。
ここではDDカードのデメリットについて挙げていきます。
宿泊客によるイタズラが発生する
ごく稀にですが、DDカードを持ち帰ったり、他の部屋に掛かっているDDカードの裏表を変えたりするケースがあります。
大切な備品として、持ち帰り不可という注意書きを添えるなどの対策を行いましょう。
他者のイタズラによって重大なクレームに発展しないよう、目視や確認の徹底をしましょう。
お客様本人の掛け間違い
似たデザインであったり、両面印刷だったりすると、うっかり違うDDカードを掛け間違えてしまうケースもあります。
わかりやすいデザインや、色や形の違いで判別できるようにしたり、お客様目線に立ったDDカードを作成すると良いでしょう。
落下により判断ができない
両面印刷のDDカードの場合、仮にカードが落下した際、どちらの表示だったのかが分からなくなってしまいます。
そういったトラブルを防ぐため、DDカードは、片面印刷、あるいは裏面には広告を入れるのも一案です。
お客様の快適な滞在のため、わかりやすいデザインのものを選びましょう。
多言語対応のDDカードが便利
DDカードは、外国人宿泊客への利便性も考慮しましょう。
近年はSNSの普及により、主要な観光地だけでなく、地域住民さえもあまり知らないようなスポットにも、外国人観光客が訪れる機会が増えています。
DDカードは、多言語に対応しているものが望ましいです。デザインがわかりやすく、オリジナルの文章がオーダーできる印刷会社を選んでも良いでしょう。
また、「型抜き加工」に対応している印刷会社であれば、異形抜きで出来る形状としてDDカードにも対応しています。
別記事にて、プラスチックカードの「型抜き加工」(変形サイズ:異形抜きなど)の実績とよくある質問を詳しく解説しています。こちらも合わせてお読みください。
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