こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。
皆さんは「ダウンロードカード」と呼ばれるものをご存知ですか?
比較的歴史が新しいダウンロードカードは、レコードメーカーやゲームメーカーなどを中心にサービスが提供されています。
イベントのノベルティやグッズとしても存在感を放つその背景には、コレクターの心理をくすぐる形態が重宝されていることや、CDドライブが搭載されていないパソコンが増加していることも改めて注目される要因となっているようです。
本記事ではダウンロードカードの制作実績を持つ弊社ならではの目線で、概要や作成方法について解説します。ぜひ最後までお読みください。
目次
ダウンロードカードとは?
カード裏面に記載されているウェブサイトにアクセスした後、カード裏面に記載されているユニークコードを入力することでスマートフォンやパソコン、ゲーム機に音楽やダウンロード版ゲームソフト、追加コンテンツをダウンロードできるメディアをダウンロードカードと呼びます。
コンビニやゲームショップ、家電量販店などで販売されています。
ユニークコードとは?
ユニークコードとは、重複しない数字の並びを意味するIT用語の一つで、同じ数字が重ならない唯一無二の番号やコードを指しています。使用される数字は「0」から「9」、「A」から「Z」の場合がほとんどです。
ユニークコードの発行はIT分野で識別管理を行うための重要な処理であるため、専門の発行システムを利用してコードを取得します。
ダウンロードカードのメリット
ここでは音源販売を例に、ダウンロードカードのメリットについて解説していきます。
音源以外も頒布が可能
ダウンロード頒布できるものは音楽だけではなく、動画なども入れることができます。ミュージックビデオの頒布なども可能です。
軽くて持ち運びに便利
仮に音源をCDとして頒布する場合、100枚、200枚という数のCDを持参する必要があります。相当な重量があるため、持参するのも一苦労といえるでしょう。ダウンロードカードであれば、カードサイズで手軽に持ち運びが可能です。
置き場所に困らない
CD の場合、売れ残った際には在庫を抱える可能性があります。ダウンロードカードであれば場所を取らず、置き場所に困りません。
頒布までの納期が短くて済む
CDプレスの場合、時間がかかるため、納期から逆算してデータを仕上げる必要があります。
ダウンロードカードの場合、カードのデザインを作って先にカードを注文し、音源のファイルは後からインターネットで設定が可能ですので、頒布前日まで制作に打ち込む事ができます。
購入後、すぐにスマートフォンで視聴できる
ダウンロードカードの場合、購入後その場ですぐにスマートフォンで視聴が可能です。
カード裏面の コードを読み込みダウンロードページへ行き、シリアルコードを入力すれば完了です。
ダウンロードカードのデメリット
反対に、ダウンロードカードのデメリットについても触れていきます。
CDに比べて書き込みスペースが少ない
プレス CD のパッケージと比較すると、CD にはブックレット、帯など書き込みができるスペースがあります。
しかしダウンロードカードは表面のみのデザインになるため、書き込めるスペースが少ないのがデメリットといえるでしょう。
補足説明が必要である
ダウンロードカードの操作手順に慣れていないユーザーにとっては、説明にイメージが湧きにくいことがデメリットとして挙げられます。アプリの導入が必要な物もあり、補足説明が必要となります。
しかし、CD以外の新しい音楽メディアを試してみたい方や、グッズとして手軽に音源を頒布したい方にはおすすめです。
ダウンロードカードの作成方法
ここでは、特定のダウンロードカード作成サービスを利用せずに行う方法をご紹介します。
1.カードのデザインを作成する
プラスチックカードの印刷を弊社(バズ・プランニング)のような印刷通販に依頼する場合は、「完全データ」としてアドビイラストレーターによるAiファイルで入稿すると、制作コストを抑制できます。
「イラストレーターを扱えない」、「画像データ(PNGやJPG)しか持っていない」という場合は、印刷用データの作成も承っておりますので、ご検討いただけますと幸いです。
=関連記事=
・初心者向け、カードデザインの作り方
・オリジナルデザイン制作の流れ
2.頒布するファイルをサーバーにアップロードする
ダウンロードカード作成サービスを利用しない場合は、レンタルサーバー、Dropbox、Googleドライブ、OneDriveなどにアップロードすることで、自前でダウンロードカードの作成ができます。
ただし、ダウンロードの実績をユニークコードで管理するといったことはできません。あくまで簡易的な方法です。
3.ユニークコードでの管理が可能な場合は、コードを生成する
ユニークコードは可変印刷オプションで、カード1枚ずつに印刷することができます。
ユニークコードを印刷する部分は、入稿データ上はブランクにして、スペースを空けておきます。コードはデザインデータと別に、Excelまたはcsvにて入稿します。
4.ファイル共有URLやダウンロードページのURLををQRコード化し、画像ファイルとして保存する
URLをQRコードに変換してくれる無料のWEBサービスを活用します。
「QRコード作成」などのキーワードで検索してみてください。
ダウンロードページでユニークコードを入力させる場合は、ダウンロードページのURLでQRコードを作成します。
5.カードデザインの中にQRコードと、ダウンロード手順などを記載する
ダウンロードに関連する情報は、カード裏面にレイアウトするのがおすすめです。
裏面、一面を使って補足情報などを記載し、表面は補足情報を入れないことで、デザインの自由度が上がります。
6.カードの印刷枚数を決めて、発注する
カード仕様、オプション、印刷枚数を確定させて発注します。事前に見積を取っておくと安心です。
ダウンロードカードの作成はオンデマンドカードがおすすめ
ダウンロードカードの作成はバズ・プランニングのオンデマンドカードがおすすめです。
種類 | 特長 |
|
カードの仕様はクレジットカードやキャッシュカードと同じで、しっかりした厚みがあり、耐久性にも優れています。
オリジナルカードホルダーへの保管を推奨して、コレクション性を高めることもできます。
1枚ずつ異なるダウンロード用ユニークコードの他、シリアルナンバーを可変印刷で施すこともできます。
また、ダウンロードカードを送る際に「カード台紙」もおすすめです。
バズ・プランニングでは、タントボードを使用した上質な手触りの紙製の『プラスチックカード専用ケース』をご用意しております。
詳しくは下記リンクよりご確認ください。
ダウンロードカードの作成は、バズ・プランニングにお任せ
ダウンロードカードの作成は、バズ・プランニングにお任せください。
プラスチックカード印刷専門店のバズ・プランニングでは、さまざまな制作実績がございます。ご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。
他社には無いバズ・プランニングだけの「安心取引12サービス」で、初めてのダウンロードカード作成も、経験豊富なスタッフが丁寧にサポート致します。
実際にどれくらいの価格で印刷できるのか気になる方は「価格表一
初めての方でも安心してご注文頂けるよう、無料サンプルをご用意しております。