こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。
「プラスチックカードを作成したい」とお考えの際、「どこに発注しようかな?」と悩まれる方も多くいらっしゃるかと思います。
プラスチックカードの主な発注先には、プラスチックカード印刷専門店、印刷会社、デザイン制作会社、看板製作会社、広告代理店などがあり、ニーズや目的、予算に応じて最適な選択肢を選ぶことが重要です。
本記事では、プラスチックカードの印刷をお考えの方の事業者、担当者様向けに各発注先別の業務特性やメリット、および発注先変更の際の留意点について解説します。
目次
カードの発注先はどこにすればいい?
プラスチックカード印刷の発注先について、一般的な5業態を紹介します。それぞれの業務特性とメリットを解説します。
1. プラスチックカード印刷専門店
業務特性
プラスチックカードの印刷に特化した専門店は、カードの仕様選定、デザイン提案、納品までワンストップで行います。
さまざまな事例やノウハウを持っているので適切な提案が受けられます。
メリット
- 中間マージンが少ないため、コストが低くなる
- 多様な仕様や加工オプションがある
- 豊富な経験と専門知識から最適な提案を受けられる
2. 印刷会社
業務特性
一般的な印刷会社は、名刺やチラシ、パンフレットなど多様な紙の印刷物を手掛けています。
プラスチックカードの印刷は専用の製造ラインが必要なため、専門メーカーに外注するケースが多いです。
メリット
- デザインに関するコストが低い傾向がある
- 紙の印刷物と一緒に発注でき、クリエイティブの統一感が得られる
- 営業担当者が訪問でサポートしてくれることが多い
3. デザイン制作会社
業務特性
デザイン制作会社は、デザインに特化しており、クライアントのニーズに応じたクリエイティブなデザインを提供します。
印刷は提携先の印刷会社に委託することが一般的です。
メリット
- 独自性がありブランドイメージに合ったデザインが期待できる
- ワンストップでデザインと印刷を依頼できる
4. 看板製作会社
業務特性
看板製作会社は、開業のタイミングで関わることが多く、サインやディスプレイの製作を行う中でプラスチックカードの印刷も提供します。
印刷は提携先の印刷会社に委託することが一般的です。
メリット
- 開業時の繁忙期に全てお任せで依頼ができる安心感
- デザインに関して看板や内装など一貫したビジュアルコミュニケーションが可能
5. 広告代理店
業務特性
広告代理店は、マーケティング戦略の一環としてプラスチックカードの印刷を手掛けます。
デザインや印刷は提携先に外注することが多いです。
メリット
- プロモーションやキャンペーンと連携しやすい
- ワンストップで企画から制作まで依頼できる
各選択肢のメリットとデメリットを考慮し、目的や予算、求める品質に応じて、自社に最適な発注先を選ぶことが重要です。
専門店に発注するメリット
多様な発注先がある中でも、プラスチックカードの印刷専門店への直接依頼には、大きなメリットがあります。
メリット1:コストの削減が可能
カード印刷専門店へ直接依頼する最大の利点は、コストの削減です。
中間マージンが省かれるため、価格を抑えることができます。
また、製造方法や加工方法の変更を提案してもらえることで、さらなるコストダウンが期待できます。
メリット2:ニーズに合わせてカスタマイズされた提案が得られる
プラスチックカードの種類や素材、デザインには多様な選択肢があります。
専門店では、顧客のニーズに合わせた最適な提案を受けることができます。
自分で情報を集めることも可能ですが、実際のニーズに合った提案を経験豊富な専門家から受けることには大きな価値があります。
メリット3:迅速なレスポンスと充実したアフターサービス
専門店は、見積もりや問い合わせに対する迅速な対応が可能です。
即日回答が得られることが多く、納品後のトラブルにも素早く対応してくれます。
これにより、問題解決が早く、クライアントからの信頼を維持しやすくなります。
メリット4:オリジナルデザインの実現
プラスチックカード印刷専門店に直接依頼することで、オリジナリティあふれるデザインの実現が可能です。
専門のデザイナーが在籍していることが多く、独自の要望に応じたカスタムメイドができます。
これにより、ブランドの印象を強く打ち出すことができます。
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メリット5:環境への配慮
プラスチックカード印刷専門店は、カードに関する最新のトレンドをキャッチしています。
近年では環境への影響を最小限に抑えた生産活動を心掛けています。
エコフレンドリーな材料の選択など、持続可能な方法で製品を提供しています。
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メリット6:運用面での助言を受けらる
プラスチックカード印刷専門店は、運用面のノウハウについても蓄積しています。
企業の実現したいことに対する運用面でのノウハウをや知識を持つ専門家が相談に応じ、最適なソリューションを提供します。
これにより、効果的な導入、運用が可能になります。
メリット7:製造や納期の柔軟性
プラスチックカード印刷専門店は大量生産のみならず、少量・短納期の注文にも対応可能です。
顧客のニーズに合わせた生産スケジュールを設定し、柔軟に対応することで、顧客の要望に応じたサービスを提供します。
これらのメリットは、カード印刷を初めて行う場合の安心感につながるものです。
プラスチックカード印刷専門店へ直接依頼を検討する際には、これらの点をぜひ考慮に入れてください。
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カードの発注先変更を検討すべき主な理由
次に、既存のカード発注先の変更を検討する主な理由について解説します。
以下のような問題があって、発注先の変更を検討するケースが多いようです。
納期の遅延が頻繁にある
納期の遅延が頻繁に起きているような状況は、生産体制か、連絡体制に問題があるとみて良いでしょう。
海外生産を主体としている場合も船便や税関の都合などで遅延が発生する場合があります。
顧客対応が不十分である
質問に対して適切な回答がない、レスポンスが遅いなど、顧客対応が不十分な状態は営業人員の不足、もしくは営業人員の知識やノウハウ不足が挙げられます。
コスト削減を図りたい
現状のコストが適切なのか知るために、相見積もりを取ることは有用です。
ただし仕様や条件が揃っていることが前提条件ですので、プラスチックカードの仕様や印刷、加工に関して専門知識を備えた発注先を選定し依頼することが重要です。
現在の業者が廃業、もしくは事業撤退することになった
近年、よく耳にする事由です。
事前に事業撤退の連絡があった場合は、適切な引き継ぎがなされるように、先方と十分なコミュニケーションを取り、版下やデザインデータなどの譲受が可能か、あるいは受け皿があるのか確認しましょう。
カードの発注先を変更する際に考慮すべきこと
いずれにしても発注先の変更にはリスクやスイッチングコストが伴います。
次に解説する変更時の注意点も踏まえて検討を進めてください。
デザインデータ(版下データ)を持っているか否か
デザインデータがある場合
デザインデータが手元にあれば、現物と合わせて新しい業者に提示し、見積もりを依頼し、条件が合えば発注を進めます。
デザインデータがない場合
デザインデータの購入や再作成が検討されます。
一般的な印刷物の商取引では、ユーザーの手元にデザインデータがないことがほとんどです。
また、デザインの著作権は既存の発注先に帰属している場合が多いです。
権利の所在を確認せずに、同じデザインを流用したり改変したりすることはコンプライアンス上の問題につながりますので注意しましょう。
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バーコード規格の確認
会員カードなどでバーコードが印字されている場合、バーコードの規格を明らかにしておきます。
読み取り機械を提供しているベンダーに確認を取ることをおすすめします。
また、番号に重複がないよう、既存の発行番号の管理は必須です。
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磁気情報の確認
磁気テープに磁気情報が入っている場合、エンコードの内容や仕様を確認する必要があります。
中には磁気情報がプロテクトがされていて、既存の発行元以外のサードパーティーでは作成できないケースもあります。
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正確な見積もり金額の把握
印刷手法やカードの仕様など、現物を確認しないと正確な見積が出ない場合があります。
コストダウンのために、代替提案や、VE提案を受け入れるのも可能性のひとつです。
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プラスチックカードの作成は、専門店のバズ・プランニングにお任せ
カード印刷の発注先には、プラスチックカード印刷専門店、印刷会社、デザイン制作会社、看板製作会社、広告代理店の5つの主な選択肢があります。
それぞれの業態には独自の特性とメリットがあり、新規発注の場合であっても、発注先変更の場合であっても、発注者のニーズや目的、予算に応じて最適な選択肢を選ぶことが重要です。
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