こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。
一般的に印刷物は、まとまった数量で作成をした方が、1枚あたりの費用を抑えることが可能です。しかし、余分な在庫を持ちたくないなど、様々な理由で少量でのプラスチックカード作成が必要な場合もあるかと思います。

そこで本記事では、プラスチックカード印刷を行う際のポイントや、価格を抑えてプラスチックカードを作成したい方におすすめの方法を解説していきます。

小ロットでプラスチックカード印刷をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

  1. ロットとは?
  2. プラスチックカード印刷はオフセット印刷が一般的
  3. プラスチックカードの小ロット印刷に適した印刷方法とは?
  4. オンデマンド印刷とは?
  5. カードプリンター印刷(昇華転写・再転写)とは?
  6. 納期の目安
  7. 各印刷方法の比較 
  8. プラスチックカードのを小ロット印刷する際のポイント 

ロットとは?

ロットとは、製品の単位として使用される単語であり、同じ条件で製造される一定の数量を一つのまとまりとした最小単位のことです。
製造業の中には、生産効率や販売効率を踏まえた上で、ある程度まとまった数で取り扱いを行う必要があるため、そのまとまりの数をロットと表します。
一度に少ない数量で製造することを一般的に「小ロット生産」、あるいは「少ロット生産」と言います。

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プラスチックカード印刷はオフセット印刷が一般的

プラスチックカードの印刷はオフセット印刷が一般的です。
オフセット印刷は、シアン(C)マゼンタ(M)イエロー(Y)・ブラック(K)の各色を製版し、この4色を順番に刷り重ねていくことで最終的な印刷物ができあがります。一般的な商業印刷は、オフセット印刷が主流となっており、カードの他に、チラシ、雑誌などクオリティの高い印刷を大量に作成することに向いています。

ベタ印刷、特色印刷、コーポレートカラーが厳密な場合はシルクスクリーン印刷を用いる場合もあります。

製版とは?

製版とは、オフセット印刷の際に対応する作業で、アルミ製の金属板に印刷用のデータを直接焼き付けて印刷データを作る作業のことです。
製版をすることにより、同一生産ロットの中で色ブレや色ムラなどが起きにくくなります。

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プラスチックカードの小ロット印刷に適した印刷方法とは?

近年では、以前に比べて一度に大ロットで大量に作るより、確実に消費する必要な分だけ作成したいという、小ロット印刷ニーズが増えてきています。
その他に、「顧客のランクごとに分けて作りたい」「店舗ごとに分けて作りたい」などの要望があり、いずれも小ロット印刷に適している要望です。

なお、商業印刷の主流であるオフセット印刷は、大ロット印刷には適していますが、小ロット印刷では製版作業などのコストが高くなり、不向きと言えます。
そこで小ロット印刷では、製版を行なわない印刷方法が用いられます。

プラスチックカード印刷における小ロットの印刷方法は、大きく分けて「オンデマンド印刷」「カードプリンター印刷(昇華転写・再転写)」の2つがあります。

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オンデマンド印刷とは?

オンデマンド印刷とは、製版作業が不要でパソコンからデザインデータを直接印刷機へ出力する方法です。
製版作業を必要としない分、費用を抑え、短納期で制作することが可能です。

オンデマンド印刷機は商業用のハイスペックな機器です、

<オンデマンド印刷に向いているカード>

  • 50枚〜1000枚程度の会員カード・メンバーズカード
  • 顧客のランクごと、複数店舗の会員カード

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カードプリンター印刷(昇華転写・再転写)とは?

カードプリンターの印刷とは、メーカーやバージョンのスペックにより採用されている印刷方式は異なりますが、主に昇華転写・再転写の2種類があります。

昇華転写

昇華転写は、インクリボンを直接カードに転写して印刷する方法です。
カードに直接印刷をするため、ダイレクト印刷とも呼ばれています。
※カードのフチ3mm程度は印刷ができません。

再転写

再転写は、一度印刷する画像を再転写フィルムに印刷し、そのフィルムを印刷対象のカードに押し当てて、熱を加えることでフィルムからカードに画像を転写する方法です。
※カード全面(フチなし)印刷が可能です。

 

弊社の小ロットプランでは、昇華転写の印刷方式を採用しております。

カードプリンターのメリットとして、社員証や認定証などの印刷を外部に委託しないので個人情報の流出の危険性が低くなることや、外注するコストの削減、少ない枚数の発行に対応できることなどが挙げられます。

<カードプリンタでの印刷に向いているカード>

  • 顔写真付き社員証カード
  • 社内資格認定証
  • 従業者証明書カード

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納期の目安

プラスチックカードは通常、①製版、②印刷、③表面加工ラミネート、④型抜き、⑤検品の順で作成を行います。
その間にも乾燥や冷却などに時間を置く必要があり、作成には10~15営業日の日数がかかります。
オンデマンド印刷の場合も、使用する印刷機が異なるだけで通常の工程と同様の流れとなります。
ただし、①の製版工程が無い分、やや納期が短縮され、8~10営業日からと考えていただければと思います。

一方、昇華転写や再転写の場合は、①プリンタの設定、②印刷、③検品といった工程になりますので、条件によっては約1週間での作成も可能です。

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各印刷方法の比較

オンデマンド印刷と昇華転写・再転写では、それぞれ対応可能な材質や仕上がり具合などの特徴があります。
大量印刷に向いているオフセット印刷との違いも含め、それぞれのポイントを表にまとめました。

  オンデマンド印刷

カードプリンター印刷
(昇華転写・再転写)

オフセット印刷
特徴 製版作業が不要。
オフセット印刷と比較して品質、耐久性は遜色なし。
枚数が増えると割高。
オンデマンド印刷と比べて色の出方は粗い。

製版が必要で一般的に商業印刷で採用される印刷方法。

適性 小量印刷 小量印刷 大量印刷
枚数 1枚~1,000枚 1枚~100枚 1,000枚以上
納期 約2週間 約1週間 約2週間

※枚数、納期は目安です。

プラスチックカードを小ロット印刷する際のポイント

カード印刷を小ロットで印刷する場合、ポイントとなるのが料金と印刷方法です。

料金は印刷方法によって異なりますが、原則、数量が少なければ1枚あたりの印刷費は高くなります。そのため、一括で印刷注文する枚数を最大化することがポイントです。

参考

印刷方法は、前述したカードの用途および印刷枚数に合わせてお選び頂くことがベターです。
50枚、100枚、1,000枚以下の共通デザインカードでしたら「オンデマンド印刷」、1枚1枚違う社員証カードでしたら「カードプリンター印刷」など印刷方法をご検討ください。

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プラスチックカードの小ロット印刷は、バズ・プランニングにお任せ

バズ・プランニングでは、小ロットの印刷ニーズにも対応しています。

会員カードを1枚から作成したい、100枚以下の数量で作成したいというご要望にもお応えします。
社員証や認定証に関しても小ロット専用のプランをご用意しており、小規模な事業者様にも重宝されています。
まずはお気軽にご相談ください。

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2022年11月25日 10:55 pm Published by

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This post was written by Buzz planning