こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。
購入金額などに応じてスタンプが押され、一定数のスタンプが貯まると割引や特典が受けられるスタンプカード。
リピーターの獲得にもつながるため、導入されている小売店や飲食店も多いです。
本記事では、スタンプカード台紙の素材やサイズ、プラスチックカードでのスタンプカード運用方法、ポイントカードとの違いやメリット・デメリットについて解説していきます。
目次
- スタンプカード台紙の素材
- スタンプカード台紙の代表的なサイズ
- スタンプカードとポイントカードの違い
- スタンプカードのメリット
- スタンプカードのデメリット
- スタンプカード台紙をプラスチックカードで運用する方法
- スタンプカードにおすすめのプラスチックカード仕様
- スタンプカードに活用できるラベルシールの詳細
スタンプカード台紙の素材
スタンプカードというと、紙のスタンプカードを思い浮かべる方も多いかと思います。
紙製のスタンプカードはスタンプインクが押しやすく、折る等の加工がしやすく、安価であるため、一般的に広く使われています。
具体的な紙の種類として、コピー用紙やノートとして一般的な上質紙、表面がカラー印刷に向いている強光沢紙、裏面が上質紙であるミラー上質紙などがあります。
また、プラスチックのカードをスタンプカード台紙として活用する方法もあります。
「スタンプカード台紙をプラスチックカードで運用する方法」の項目で説明していますが、プラスチックカードをスタンプカードとして使用する場合、紙に比べ丈夫で折れや汚れにも強く耐久性があるため、長期間の使用に向いています。
また、プラスチックカードというしっかりとした台があるので、スタンプも押しやすくなります。
他にも近年では、スマホのアプリをポイントカードとして使用する企業も増えてきています。
スタンプカード台紙の代表的なサイズ
スタンプカード台紙の主なサイズとして、名刺サイズ(91mm × 55mm)、カードサイズ(86mm × 54mm)、名刺サイズの2つ折り(展開時: 91mm × 110mm または 182mm × 55mm)が最も多く導入されています。
その他、ポストカードサイズのものや、ラジオ体操出席カードにみられるような、オリジナルサイズのスタンプカードもあります。
お店などのポイントカードは、お財布やカードケースに入れやすい、名刺サイズやカードサイズで作成させるお店がほとんどです。
スタンプカードとポイントカードの違い
では、スタンプカードとポイントカードの違いは何でしょうか?
スタンプカードは、特定のスポットや店舗への来店、お会計の金額に応じてスタンプを押し、貯まったスタンプに対して特典が提供されます。
スタンプが貯まっていく様子が可視化されることで、ユーザーが行動する動機付けになりやすいです。
ポイントカードは、会計金額に応じてポイントを付与し、貯まったポイントを割引に使えるなどのサービスが受けられます。
システム的にポイントを管理したり、磁気カードにポイント数が表示されたり、アプリ等の画面でポイントを確認できたりします。
別記事にてポイントカードを活用した売上アップにつながる施策について解説していますので、こちらも合わせてお読みください。
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スタンプカードのメリット
ここではスタンプカードにどのようなメリットがあるのか、具体的にみていきましょう。
リピーターを生む
スタンプカードを貯めることで、お客様に来店を促すことが可能になります。
仮にしばらく来店の機会がない方に対しても、途中までスタンプが貯まったスタンプカードを目にした際などに、お店を思い出してもらうことができます。
それをきっかけに、再来店につながるケースもあるでしょう。
あと少しでスタンプが貯まる場合「せっかくならあのお店にしよう」という心理が働く方は意外と多いものです。
顧客情報の把握ができる
スタンプカードを導入することで、お客様の購入金額や来店頻度などの顧客情報を把握することが可能になります。
スタンプカードを提示、捺印するというほんの数秒のやりとりによって、会話のきっかけが生まれます。
お客様がどんな商品やサービスを求めているのか把握することで新規獲得、リピーターの利用頻度も高まります。
売上の向上につながる
スタンプカードを導入されているお店では、キャンペーンを行っている場合もあります。
毎月特定の日や同じ曜日に来店すると、スタンプを2倍押してもらえるなどのキャンペーンは、来店を促します。
また、雨の日はスタンプ2倍などといったサービスは、天候による客足の減少を防ぐ効果もあります。
また、金額に応じてスタンプが押される場合、後数十円でスタンプがもらえる会計だった場合などに、スタンプが貰える金額まで追加買いをする方もいらっしゃいます。
キャンペーンやスタンプの運用方法を上手に組み合わせることで、売上の向上につながる可能性が高まります。
スタンプカードのデメリット
続いて、スタンプカードのデメリットについてみておきましょう。
導入の際の注意点についてまとめていきます。
発行のコストがかかる
スタンプカードの作成には一定のコストがかかります。
作成コストの他、割引や特典について費用対効果を事前に考えないまま導入してしまうと、値下げと同じことになる可能性があります。
コスト面のデメリットは踏まえた上で、システムを検討する必要があります。
紛失や持参忘れが起こる
紙のスタンプカードは「財布の中でかさばる」といった理由で破棄されたり、紛失や持参忘れが起きる可能性があります。
再来店の促進効果がなくならないよう、集客アイテムとして活用できるようにしましょう。
スタンプカード台紙をプラスチックカードで運用する方法
紙製スタンプカードの「汚損しやすい、捨てられやすい」というデメリットを感じている方は、プラスチックカードでの検討もおすすめです。
主な理由は、紙と比較して丈夫で、折れや汚れにも強く、耐久性があり、長期保有にも適しているためです。
また、プラスチックカードというしっかりとした台があるので、スタンプも押しやすくなります。
他にも、プラスチックカードは心理的に捨てにくいという特徴もあります。
プラスチックカードをスタンプカードとして利用する場合は、そのままカードにスタンプを押すとインクを弾いてしまうので、おすすめの運用方法として、以下の方法があります。
運用方法① ラベルシールによる運用
プラスチックカードはスタンプインキを弾いてしまいますが、その弱点を克服する方法の1つ目が、カードにスタンプ押印用のラベルシールを貼る方法です。
スタンプを押す欄をラベルシールに印刷し、そのラベルをプラスチックカードに貼り付けます。
スタンプがいっぱいになったら、ラベルの貼り替えができ、台紙のカード自体は継続して使用可能です。
バズ・プランニングではオリジナルデザインのラベルシールの印刷も承っております。
>>>ラベルシールの価格はこちらからご確認ください。
運用方法② 捺印可能サインパネル加工による運用
もう1つの方法は、プラスチックカードにスタンプ捺印可能なサインパネル加工を施す方法です。
通常のサインパネル加工はスタンプインキを弾いてしまいますが、スタンプ捺印可能サインパネル加工をすることで、スタンプを押印することが可能になります。
サインパネル加工についてはこちらで詳しく解説しておりますので、よろしければご覧ください。
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※スタンプ捺印可能サインパネルのオプション価格は特別仕様のため、価格表のサインパネル金額の3倍〜3.5倍程度となります。
※スタンプ捺印可能サインパネルに対応できるカードは、PVCカード、高品質PETカード、再生PETカードの3種のみです。
スタンプカードにおすすめのプラスチックカード仕様
スタンプカードにおすすめのプラスチックカードの仕様について簡単に説明します。
厚みのあるカードをご希望の方
スタンプカードは頻繁に使われるので、長持ちすることが重要です。
クレジットカードやキャッシュカードのような、しっかりとした厚み(0.76mm)がある「PVCカード」や「オンデマンドカード」、「VIPカード」は非常に耐久性に優れています。
薄手のカードをご希望の方
スタンプカードは持ち歩くことが多いため、財布の中でかさばらない薄さもポイントのひとつです。
収納しやすさを重視する方には「PETカード」がおすすめです。
PETカードは、図書カードやQUOカードのように薄くて軽いカードです。
バズ・プランニングでは、「高品質PETカード」、「再生PETカード」、「DTP PETカード」を取り扱っています。
種類 | 特長 |
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スタンプカード台紙に活用できるラベルシールの詳細
バズ・プランニングでは、世界にひとつだけのオリジナルデザインのラベルシールが作成いただけます。
ラベルシールは上質紙(普通紙)で作成するので、スタンプインクの吸水、乾燥にも優れています。
オリジナルラベルシールの詳細
ラベルシールの素材
ラベルシールは、上質紙(普通紙)で作成しています。つやのないコピー用紙に近い素材で、筆記性に優れています。
スタンプインクの吸水力もよく、にじみにくく、速乾性にも優れています。
プラスチックカードに貼ることで、スタンプ台も必要なくなり、スタンプも押しやすくなります。
ラベルシールの価格
ラベルシールの価格は、2024年7月現在、下記の表の価格で取り扱っております。
プラスチックカード印刷と同時に、ラベルシールの印刷をご発注される場合は、送料無料で承っております。
シールのみのご注文で、300枚以下でのご注文の場合、別途送料1,100円(税込)頂きますので、ご注意下さい。
表以外の数量をご希望の方は、別途お見積り致しますので、お気軽にお問い合わせください。
また現在、オリジナルラベルシールのデザイン費無料キャンペーンを行っております。ぜひこの機会にご利用ください。(キャンペーンは、予告なく変更・終了する場合があります。予めご了承ください。)
枚数 | 価格(税込) | ラベル1枚あたりの単価 |
100枚 | 8,000円 | 単価 80円 |
200枚 | 11,000円 | 単価55円 |
300枚 | 15,000円 | 単価50円 |
400枚 | 18,000円 | 単価45円 |
500枚 | 22,000円 | 単価44円 |
1,000枚 | 30,000円 | 単価30円 |
※シールのみのお買い上げで、300枚以下の場合は、送料手数料として1,100円頂きます。
※カード印刷と同時に発注される場合は、送料は無料です。
\ラベルシールのデザイン費無料キャンペーン開催中/
ぜひこの機会にご利用ください!
ラベルシールのサイズ
現在、下記3サイズのラベルシールの作成を承っております。ラベルの角はすべて角丸(2R)になります。
- 横 80mm × 縦 30mm
- 横 80mm × 縦 37.5mm
- 横 80mm × 縦 48mm
上記以外のサイズでも可能ですが、特別なサイズとなるため、価格が異なります。
別途お見積り致しますので、お気軽にお問い合わせください。
ラベルシールの糊(のり)の種類
ラベルシールの糊は、弱粘性の再剝離タイプの糊になっています。
弱粘性ですが、厚みがありカードにはしっかりと貼れます。
そして貼った後、ラベルが綺麗に剝がしやすい糊になっています。
ポイントが貯まった際に、新たなラベルを上から貼ったり、新しいラベルに貼りかえることも可能です。
ラベルシールの納品形態
同一のラベルシールを複数枚印刷した「シート」の状態で納品します。
ラベルのサイズにより、1シートあたりのラベルシールの枚数は異なります。
ラベルシールの納期目安
ラベルシールのデザインデータ入稿から約10営業日が納品日の目安です。生産状況により納期短縮も可能です。
お気軽にお問い合わせください。
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ぜひこの機会にご利用ください!
※問い合わせフォームのお問い合わせ内容欄に「ラベルシールについて」と入力してください
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