こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。
プラスチックカードにバーコードを印字するオプション加工であるバーコード加工。
ポイントカード、メンバーズカード、社員証、図書貸出カードなどに利用でき、顧客管理、ポイント管理、各種サービスとの連動に役立ちます。
本記事では、バーコード加工の種類とよくある質問について解説します。
目次
バーコード加工とは?
バーコード加工とは、プラスチックカードにバーコードを印字するオプション加工のことです。
カード印刷の場合は、主に顧客管理に用いられ、ポイントの管理や各種サービスとの連動にも役立ちます。
使用例として、ポイントカード、メンバーズカード、社員証、図書貸出カード、などがあります。
バーコードを印字することで、手入力でのヒューマンエラーを防止でき、顧客管理がスムーズになります。
プラスチックカードへの採用率が高いバーコードは3種類
バーコードの規格は、世界中で数100種類あると言われています。
カード印刷で採用率が高いのは、JAN13(EAN13)、CODE39 、NW7です。
①JAN13 (EAN13)
②CODE39
③NW7
※この3種類以外でも対応が可能です。印字したいバーコードがご希望のプラスチックカードに印字可能かは、お気軽にお問い合わせください。
以下に、それぞれの解説をしていきます。
①JAN13 (EAN13)
JAN(Japan Article Number)は、最も広く普及しているバーコードの一種で、身近な生活用品に使用されています。JANは日本国内のみの呼称で、国際的にはEAN(European Article Number Code)と呼ばれます。13桁のJANバーコードが標準タイプです。
前の12桁と最後に1桁のチェックデジットによって構成されています。
ご注文の際は、12桁の数字を「100000000001CD(最初のコード)」〜「100000001000CD(最後のコード)」のようにご指示下さい。(CDはチェックデジットをご記載ください)
②CODE39
CODE-39は、コードの誤読率が低く、工業用として最も普及しているバーコードです。
数字 (0~9) と、アルファベット大文字 (A~Z)、記号 (-.$/+%)、半角スペースに対応しています。桁数に制限はありません。
スタートコード、ストップコードとして「*(アスタリスク)」を使用する場合がございます。
ご注文の際は、ご希望のコードを「*0000001*(最初のコード)」〜「*0001000*(最後のコード)」のようにご指示下さい。
③NW-7
NW-7は、シンプルな構成のバーコードで、精細な印字が要求されないため、宅配便の集配管理、 図書館の貸出管理、各種会員カードなどに普及しています。
数字 (0~9) と記号 (-.$:/+) に対応しています。
スタートコード、ストップコードとして、コードの始まりと終わりはアルファベット「A,B,C,D」のいずれかを使用するルールとなっています。桁数に制限はありません。
ご注文の際は、ご希望のコードを「A00001A(最初のコード)」〜「A01000A(最後のコード)」のようにご指示下さい。
バーコードの種類については下記の記事で詳しく解説しています。
=関連記事=
・バーコードにはどんな種類があるの?
バーコード加工についてよくある質問(FAQ)
Q1.バーコード加工はどのカードにできますか?
A1.バーコード加工が可能なカードは以下になります。「VIPカード」「マットホワイトカード」は非対応です。
カード種類 |
バーコード |
カードの特長 | ||
P E T カ ー ド |
高品質 PET カード |
○ |
|
|
再生 PET カード |
○ |
|
||
DTP PET カード |
○ |
|
||
PVC カード |
○ |
|
||
オンデマンド カード |
○ |
|
||
V I P カ ー ド |
ヘアライン カード |
× |
|
|
マット ブラック カード |
× |
|
||
診 察 券 |
マット ホワイト カード |
× |
|
|
3連 キーホルダー カード |
○ |
|
それぞれのカードのオプション価格につきましては価格表一覧からご確認ください。
Q2.バーコードのレイアウトサイズはどのぐらい必要ですか?
A2.タテ10~15㎜×ヨコ30㎜程度のスペースが必要です。
Q3.QRコードでも対応可能ですか?
A3.固定のQRコードの場合は、デザイン上にレイアウトいただければ問題ありません。
可変QRコード(ランダム)も対応可能です。ただし、料金は通常のバーコード加工と異なりますのでご注意ください。
DTP PETカードとオンデマンドカードの場合は、「可変印刷」オプションの価格になります。
それ以外のカード仕様は通常のバーコード価格の1.5倍~2倍程度の金額となります。文字列の長さなど条件に応じて別途お見積もりいたします。
データは、Microsoft Excelのcsv形式で支給をお願いします。(セルの表示形式を「文字列」にしての支給をお願い致します)
Q4.バーコードはどうやって読み取られるのですか?
A4.バーコードは専用のバーコードリーダーなどで読み取られます。
バーコードリーダーは、光学センサーを使ってバーコードの線の幅や間隔を読み取り、そのパターンを数値、数列に変換します。
そのため、バーコードは黒色、バーコードの下地は白色にすることが必須となります。
Q5.バーコード印字をする場合、発注時の指示はどうしたら良いですか?
A5.印字位置は、デザイン上で四角枠などでご指示下さい。
また、バーコードの種類と開始番号をご指示ください。
Q6.バーコードの種類が分かりません。どうしたらいいですか?
A6.バーコードの種類は、読み取りシステムのソフトのメーカーなどに事前にご確認ください。
既に使われているバーコードがある場合、連番で5枚ほどお送りください。内容をチェックさせていただきます。
バーコードの種類については下記の記事で詳しく解説していますので、よろしければこちらもご参考にしてください。
=関連記事=
・バーコードにはどんな種類があるの?
バーコード加工に関する「よくある質問」は以上です。
ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
その他のオプション加工一覧
オプション加工 | オプションの用途・内容 | 解説記事 |
サインパネル | ボールペンなどで筆記可能なコーティングをする加工 | 記事はこちらから |
バーコード | プラスチックカードにバーコードを印字する加工 | 本記事 |
箔押し | 金・銀などの箔を用紙に圧着させ、光沢感や高級感を演出する加工 | 記事はこちらから |
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